浪人母娘、海原を行く

卒浪人、卒浪人母 新しい春を迎えております

浪人生の朝の気持ち

一昨日は電車の遅延、今日は真冬の寒さ&土砂降りの雨・・

厳しい環境での登校が続いているけれど、

ナミコはとても楽しそうである。

一年、辛抱しまくったからかな、新しいお友達が次々できていくのがたまらなく楽しいようだ。

昨日は、お友達の一人と遅くまで電話でおしゃべりしていた。

とる講義の話。

地声が女の子とは思えないくらい大きいので、部屋のドア前にいても漏れてくる声で、ほとんど内容がわかる(笑)

海吉も笑いながら聞いていた。

隣の部屋にいると、内容はわからないのにやたら雑音だけが聞こえてうるさいので、どうせうるささに辛抱させられるなら内容まで聞いてやる~~、的な気分で自室から出て来たようだった。

完全無防備なところがまた、ナミコである。

 

海吉も、新しいクラスになった。

仲良しと一緒になれて、とても嬉しそうにしている。

人をえり好みしない性格だけれど、そりゃあ、仲良しと一緒というのが一番よね。

 

というわけで、母は、いろんな面で、肩の荷が下りた春である!

 

 

去年の今頃、

浪人生活が決まったナミコは、表面上は一応明るくはしていたけれど、いろいろと現役の時にはなかった変化が見られるようになっていた。

最も大きな変化は・・朝が起きられなくなったことだ。

中等部、高等部の計六年間、ほぼ無遅刻無欠席だったのに、朝、どうしても起きられない。

 

しばらくした頃に、起きられない理由は何だと思うか、を聞いてみた。

すると

「現実逃避」

と。

「起きるとまた、一日が始まる。

勉強と試験のことだけを考えないとならない一日が始まってしまう。

そんな時間から、少しでも逃げていたいから・・」

と。

 

予備校に行っていたら、違ったのだろうなと思った。

ライバル兼仲間がいるからね。

でも、ナミコは、自宅で頑張っていたので。

闘うのは、一人。

ただ自分との闘い・・。

 

そりゃあ、逃げたくなることもあるよね。

 

そんな生活を一年続けたナミコ。

 

この春の、空の輝きはどれほどだったろう。

入学してから、毎日元気に明るく、

「行ってきま~~す」

と言って満面笑顔で出かけていく。

そのはじけるような笑顔が、いかにつらい一年を過ごしていたかを語っている。

 

浪人生活の苦しかった日々は、ナミコを少なからず成長させた、と思う。

当たり前の日常がどれほどありがたいことか、普通に進学していたら、絶対に気づかなかっただろう。

特にナミコの性格では。

 

そういう意味でも、

決して無駄ではなかった一年だった。

うん、絶対そう。

 

 

それにしても、今日の寒さはなんだろう。

咲いた桜も縮み上がってるわね。

日中でも5度くらいしかないみたい。

入学式がこんなお天気でなくて、ほんと、助かった。

この辺りは雪がほとんど降らない地域だから、気温が下がっても冷たい雨のままだと思うけれど、今回の寒波は強力で雪になる地域も多いと、天気予報で言っていた。

四月にねえ。

天変地異だわ。