浪人母娘、海原を行く

浪人中の娘と就職浪人中の母の、ちょっぴり切ないダイアリー

母の苛立ち

ナミコに苛立ちを感じることがある。
ずっとずっと耐えに耐えて来たんだけれど。
ここへきて、苛立ちを心にしまいきれなくなる時がある。
あと少しの辛抱なんだけれど・・って、合格した場合はね。

さっきも
「たまに、小さなことで怒るね。なんで??」
と言われた。
おい!!
小さなことじゃあないんだよ!!
なぜ怒られているのかがわからないその洞察力のなさ。
時々情けなくなる。

何もかも全部、すべて親に助けてもらって生きていること。
その年で・・
もう少し自覚させなければならなかった。
世の中には未成年でも立派にお仕事をしている人が山ほどおられるのに。
何度も思ってきたことだけれど、やっぱり育て方。
今頃反省しても遅いけれど。


もう、これからは一人でやれ!!!
馬鹿者!!


ふふふ。
なにいってるんだろう。
すみません。
でも、ちょっとすっきりしました。

今日はナミコの顔を見ると怒りがこみあげてくるのは必至。
ということで、部屋にこもっている。
来月から仕事。
良かったと思う、新しいことが始められることは。
ほんとうは、去年仕事を始めたいと思っていたのだけれど、受験があんな結果だったから、一年延びてしまった。
一年長く働いていたらその分の貯金も出来たんだろうなあ、と思うと悔やまれる。
でも仕方ないか。
浪人になってしまった子どもへの変な責任感から、一年先延ばしにしてしまったのは、甘い自分。
働くのをやめて支えてあげていても、たいして受験の結果には影響なかったけれどね。
そんなに必死で頑張っている風ではなかったし。

まあ、ものは考えようだ。
一年待ったお陰で、今回の会社にご縁が出来たということで。
この会社がきっと自分には相性が良かったんだということで。


早くさらっと書類(←受験の)を調達してきて、二次試験の勉強に入りなさいよ!!
どんだけかかってるの!!
今日私が用事を済ましている間に行ってくるって言ってたでしょう??
ああ、また苛立ちが。
だめだだめだ・・・。

私も疲れがたまってきている。
コーヒー飲んで、落ち着いて、前頭葉を活性化しよう(←感情をコントロールするところらしい)。

髪振り乱し・・

なんか、もう、最近やることが多く、気づいたら一日が終わっている。

いくつかの懸案を抱えているが、どれもすぐに結論が出るものでなく、ただただしんどい思いをするだけで時間のみが過ぎている感じ。

そこへ、日常の些末な用事が次々出てきて。

この状態で、仕事を始めるんだけれど、大丈夫なんかい??ワタシ??

採用が決まって嬉しいので、頑張るけど、まだ解決していない懸案三つを抱えたままの船出なのよね。

船出って・・聞こえが良すぎるか。

豪華客船イメージしちゃうけど違い過ぎるもんなア。

小さい釣り船みたいなものだよね、ってそれは釣り船屋さんに失礼だね。

じゃあ、ボート。

 

と言っても、モーターの付いたカッコいい方のではなくて、公園の、藻がいっぱいの、夜になったらなんか出てきそうな不気味な緑色をした池に浮かんでるあの足漕ぎボートね。

白鳥だかアヒルだかわかんないけど、白い鳥の形の。

まあ、そんなのを一台与えていただいたので、乗り込んで、いざ出航!!と気持ちだけは勇ましいんだけど。

かっこよいキャリママとは程遠い感じが既にしている。

それをすっごく感じたのは、ついさっき、出先から帰って来た時。

銀行やらお店やら、色んな所をはしごしたら、荷物が山ほどになり、自転車の籠だけでは入りきらなくなったので、荷台にまで荷物をくくりつけて、突進。

ひどい姿になっているだろうということは簡単に予測できたので、店のウインドーに写る姿は絶対見なかったんだけれど。

マンションに着くころ、知人に遭遇。

髪振り乱して筋トレマシーンよろしくぐいぐいママチャリをこいでいる私に対し、オシャレ番長の彼女は薄ピンクのコートと白いふわふわマフラー(ミンクかい??あれは)、ショートブーツにブランドバッグ、といういでたちで、しゃなりしゃなりと優雅に舗道をお歩きになっていて・・・赤面した。

あ~~、なんでこう違うんだろ。

「うふふ(いつも彼女はこんな笑い方をする)、お買い物ですか?」

「あ、はい・・。えへへ」

「気持ち良いお天気が続きますね」

「あ、ほんと、雨降らなくて、き、気持ちよいざんす・・」

 

まあ、ざんすとは言っていないんだけど、それに似た変な言葉を返してしまった私。

いつもお話しするとき、ちょっと勘が狂うんだよね。

 

あんな風に、優雅に暮らしたいわあ。

憂いなんて、多分爪の先ほどもないんだろうなあ。

いいなあ。

 

あ、だめだめ。

人をうらやんでは。

そんなつもりないのだけれど。

今の状況をとりあえずもっと良い形にできるよう

そして、大変な今を未来の私が振り返った時に、笑って思い出せるように、

祈りつつ、感謝しながら今を生きよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

願書受け付け始まる・・・

国公立の願書受け付け、ついに始まったなア。

この土日は、最終決断のために話し合った。

ナミコは、夢を取るか、現実を取るか、二つの選択肢のはざまで随分悩んでいて、なかなか決断できなかったけれど

ようやく気持ちもまとまってきたようだ。

 

ほんと、大学進学って人生のいろんなことの分岐点になる大事な出来事なんだな。

卒業後どんな仕事に就くかがここで決まるわけだけど、

どこの大学に進学するかで住む場所が変わり

交友関係も変わり

 

今後の自分の人生の基盤になるものの多くが、この選択によって方向づけられてしまうのだからなあ。

大変な決断だ・・。

 

今日は、午後、強烈な睡魔に襲われた。

昨夜もあんまり眠れなかったからかな。

午前は出ていたので、その疲れもあってか、午後遅いお昼ご飯を食べてからというもの、ぼけ~~っとしてしばらくすごしてしまった。

夕方から掃除機をかけて・・

気づいたら今。

ご飯作らなきゃ。

でも、その前にワインでも飲むか。

 

最近、酒量はそれほど増えていないが、でも毎日少しは飲んでしまう。

身体が温まるからなのかな。

クリームチーズとオリーブ、をあてに一杯だけワインを飲んでから夕飯の支度に入ろう。

皆さま、お疲れ様でした・・。

 

判定の信憑性

センターリサーチねえ。

どこまで信用するべきなのかなあ。

 

やっぱり、ほぼ合っているのかな?

三社出したうちの大手二社は、おんなじくらいの評価になっているし。

二次試験の頑張り具合で変わるとはいえ、一次で点を取れない人が二次でそれ以上の力を発揮するというのは・・・かなり難しいのではないかな、やはり。

そんな風に思いたくないけれどね。

 

ナミコは挑戦したいみたい。

でもなあ~~

A判定の学校にしておいた方がいいのではないかと思うけれどねえ。

なんか、もう、どうしていいのかわからなくなってきたよ。

 

来月からは仕事。

それまでに決定して、すべての書類を送るところまで済ませておきたい。

大変じゃない?

結構時間ないよ??

 

 

セッパツマッタ浪人の母

浪人生は、いつもガケっぷちにいる気持ちで一年を過ごしてきたと思う。

その親は、もっとそうだ。

いつも、背後に崖がある気持ちでいた一年。

ふらついたら真下は谷底、しっかりと地に足をつけていないと、大変なことになる。

 

だから疲れたんだな。

後がないって疲れるな。

そりゃあ、二年でも三年でも、浪人することはできるわけだし、別に悪いことしているわけではないのだから、堂々と生きていればいいんだけれど。

トライのコマーシャルで、おじいさんとハイジが森を歩きながら

「ワシも受験生なんじゃ」

「え?そうなの?」

「うん。52浪しとるんじゃ」

という会話をするシーンがあって、大笑いさせてもらったけれど、

現実は、一浪でも肩身が狭いものよね。

18歳と言えばもう大人。

働こうと思えばバリバリ働ける体力とそれなりの知力がある訳だし。

世の中には中学、高校を出てすぐに社会や家族のために働く素晴らしい人たちがたくさんおられるのに、ある意味、運命にわがまま言って一年自分のためだけに生きさせてもらっているのだから。

当然何ロウもさせてもらえるものではない。

死ぬ気で人より一年長く努力したのに合格できなかったのなら、それは大学進学自体が向いていなかったということだし、適性も努力する意思も薄いのに二回も三回もトライするものではないのだ。

浪人生が切羽詰まるのは当たり前。

切羽詰まらないとならないのだ。

だから・・・運命共同体の親も、必然的にそうなるわけだね。

切羽詰まる。

しんどい。

それが日常の一年だったな・・。

 

微妙な判定を受けたセンター試験。

A判定が出たわけじゃないのに、果たして志願してよいのか??

ますますつまるわあ、セッパ!

思えば人生でこの言葉を、こんなにたびたび使ったことなかったな。

もう今回限りにしたいわ、ほんと。

でないと身がもたない。

 

海吉にまたナミコが 聞いている。

「この判定でさあ、第一志望に挑戦して良いと思う?」

海吉、また困った顔をナミコに向ける・・

『だから、言ったじゃないか。あんな時間の使い方じゃだめだって! こんな微妙な判定を受けないよう、お前、もっと真剣にやれただろ?』

そんな言葉を飲み込んでいるのがわかる。

海ちゃん、母も全く同じ気持ちだよ・・・(´;ω;`)ウッ…

 

さて、どうする?

どの学校に願書を出す??

挑戦するか、安全を選ぶか。

タイムリミットが一刻一刻近づいてきているよ。

ほんと、あ~~、心臓にわるっ。

今から、血圧測ろう(苦笑)

 

 

今年の受験者平均

今年のセンター、多くの教科で易化だって~~!?

そのせいで受験者平均がアップ。

うそっ!!

ナミコは、まあまあの点数だったとはいえ、目標より低かったですけどお~~。

 

センターリサーチの結果が返ってきたけれど、微妙な結果になっておるではないか。

センター翌日に自己採点したときは、結構できていたのでまずまず喜んでいたのだけれど、その後、今年の問題が易化していて受験者の平均が高めだったことが発表されてから、我が家には微妙な雰囲気が漂っている。

そこへこの判定結果。

どうよ??どうするの??

 

自分が出来たというより、全体に高かっただけだったのかなあ。

問題が易化したことの恩恵を受けただけなのかあ。

 

ナミコは、学校から帰ってきた海吉に結果を伝え、海吉ならこの結果を受けた場合、どっちの大学を志願する(二校までは絞っている)かを尋ねていた。

海吉の困った顔の裏に隠された「内緒の返事」が私には聞き取れる。

『自分はいつも満点狙いだからさあ。そもそもこういう結果というのが想像しかねるんだよね。ごめん、面と向かっては答えられないよ』

 

定期試験でも実力テストでも、一つ間違えただけで悔しさで目を真っ赤にする負けず嫌いの海吉だ。

ナミコのこの状況を自分に置き換えて想像するのはすごく難しいことなのだろう。

ひきつったような顔で、ただナミコを見つめていた。

 

全体の成績が上がれば、当然判定は厳しくなるよね。

去年だったらA判定をもらえる成績だったのに、今年は、え?なんで??という結果になってしまっていた   ( ノД`)

どうしよう?

これで願書出す勇気あるか??

ほんと、どうしよう???

なんかあ、泣きたくなってくるよ。

 

また、せっかくの珈琲が、ただの苦い水のなってしまうのかあ、今週末もさ。

あ~~。

泣きたい。

 

 

センターリサーチ

二日間の試験を終え、昨日はセンターリサーチの日だった。

大手の予備校は、広く門戸を開いてくれるので、ナミコも二か所、ハシゴさせてもらって書類を提出してきた。

 

朝はゆっくり起きてきて、ご飯を食べ、身だしなみを整えてから(そうしないとテストに申し訳ない気がすると言っていた)、いよいよ自己採点を開始。

私はドキドキしながらそれを、少し離れたところで観察していた。

 

実は、センター試験が終了した日の夜、自信のある教科一教科だけ、スマホで解答速報を見ながら採点してしまったらしい。

なんだか元気がないので、声をかけたら、一番できた教科だと思ってたのに、ミスを見つけた・・・と。

そういうことがあると、もう、不安が不安を呼んで、苦しみの迷路に迷い込んでしまうのね。

家族みんな、落ち込むナミコを見て、同じように落ち込んだ。

 

ゆうべ寝る前に飲んだデカフェコーヒー、いつもなら、いい香りだなあ、おいしいなあと思うのに、ただ苦いだけだった。

気持ちと味覚は直結していると実感した。

 

で、昨日の朝。

採点したくない、一番良かったと思った教科にもミスがあったし、不安だらけ・・

というナミコを見て、どんどん結果を見たくない気持ちが増幅してきたが、そういうわけにもいかないので、解答をプリントアウトして渡し、採点するよう勧める。

 

ナミコもやがて腹をくくったのか、いよいよ採点開始。

あ”~~、

とか

見直して直さなければよかった~~、

とか、

妙な声を発するたびに心臓がギュンッとなった。

ためしてガッテンで、長生きするには安静時の脈拍が60台であるといいと言っていたけれど、あの悲鳴を聞くたびに100超えてたな、多分(苦笑)

 

全教科採点が終わった時に、全点数を足してみた。

やや!!

 

昨夜思ったよりは、良いではないか。

まあ、欲を言えばきりがないけれど、とりあえずは前期は志望校に出せそうじゃん!

 

ほんと、ほっとした。

とりあえずはホッとした。

 

これからまた、次の二次試験に向けて、頑張る!

センターリサーチの判定が出るまで、少しだけ間がある。

ちょっぴり休息しよう。

お母さんも疲れたよ・・。

 

ちなみに昨夜はスーパームーンだった。

すっかりそんなことは忘れていたけれど、空に登りかけたところの一番大きなスーパームーンが、ビルとビルの間にすっぽりとおさまって輝いていることにナミコが気づいて、教えてくれた。

ホントに美しかった。

あの巨大で最高に美しいお月様が、明るい未来を暗示してくれていますように。